科目コード 科      目      名
3113 化学工学T:Chemical Engineering T          
教 員 名 竹内正美:TAKEUCHI Masami      
学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
3C 1・90分 履修 講義・後期
授業概要 基礎工学の1つである化学工学は、「化学」で生まれた成果を化学工場で製品として生産するプロセスについて、経済性、制御性、安全性から環境問題まで含めてその基礎理論と応用を学ぶ学問である。この化学工学分野のうち、化学装置設計の基礎を物質・熱収支、物質・熱移動について習得する。3年では、物質・熱収支について学ぶ。
到 達 目 標 評 価 方 法
1)国際単位を理解し、単位の相互換算ができる。    
2)物質収支が理解でき、計算できる。    
3)熱収支が理解でき、計算できる。    
評価方法は、@中間試験、A期末試験、B小テストおよびレポートで評価する。評価配分は、@40%、A40%、B20%とする。
学習・教育目標 (C) JABEE基準1(1)  
授      業      計      画 項    目 内      容
  単位と次元1 国際単位系とその他の単位の関係について説明する。
第1
 
  単位と次元2 単位の換算について説明し、演習を行う。
第2
 
  次元解析と無次元数 次元解析について説明する。
第3
 
  収支 
物質収支 1
収支の概要、物理操作における物質収支について説明する。(1)
第4
 
  収支 
物質収支 2
物理操作における物質収支について説明する。(2)
第5
 
  収支 
物質収支 3
バイパス・リサイクル流れについて説明する。
第6
 
  中間試験 中間まとめとして試験を行う。
第7
 
  収支
物質収支 4
化学反応をともなう操作における物質収支について説明する。
第8
 
  収支
物質収支 5
燃焼操作における物質収支について説明する。(1)
第9
 
  収支
物質収支 6
燃焼操作における物質収支について説明する。(2)
第10
 
  熱収支 1 熱収支の取り方、冷却・加熱におけるエンタルピー変化について説明する。
第11
 
  熱収支 2 化学反応を伴う熱収支計算について説明する。(1)
第12
 
  熱収支 3 化学反応を伴う熱収支計算について説明する。(2)
第13
 
  燃焼計算 発熱量、固体・液体の燃焼計算について説明する。
第14
 
  まとめ 全体の学習事項のまとめを行う。また授業評価アンケートを行う。
第15
 
関連科目 化学、物理化学
教 科 書 化学工学-解説と演習-(化学工学会編・朝倉書店)
参 考 書 ポケコン・パソコンで学ぶ化学工学、化学工学量論(江口彌・化学同人)
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。
副担当教員  
備  考