科目コード | 科 目 名 | |||||||||
3123 | 無機材料工学T: Inorganic Materials Engineering T | |||||||||
教 員 名 | 西野 順也 : NISHINO Junya | |||||||||
学年 | 単位・時間 | 科目区分 | 授業形態 | 学修単位 | ||||||
5C | 1・100分 | 必修 | 講議・前期 | ○ | ||||||
授業概要 | 私たちの生活や産業の中で用いられている代表的な材料(金属・非鉄金属材料、セメント、ガラス、陶磁器)を取り上げ、それらの材料の製造から加工、利用に至る各産業の中で使われている化学技術および化学が担っている役割について講義する。 | |||||||||
到 達 目 標 | 評 価 方 法 | |||||||||
(1) 各種材料の製造方法を化学的に理解する。 | 評価方法は、@中間試験、A期末試験、B自学自習とする。評価基準は、@40%、A40%、B20%とする。 | |||||||||
(2) 各種材料の加工、利用方法とそこに使われている化学技術について理解する。 | ||||||||||
(3) 各種材料の製造、加工、利用技術の中で用いられている物理、化学の基礎を理解する。 | ||||||||||
学習・教育目標 | (C) @ | JABEE基準1(1) | ||||||||
後 期 | ||||||||||
授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | |||||||
無機材料とは | 金属材料、無機材料と生活・産業の関わりの概要を理解し、無機材料の種類と分類及び応用分野について学ぶ。 | |||||||||
第1 | ||||||||||
鉄鋼材料(1) | 製鉄のプロセスについて学ぶ。 | |||||||||
第2 | ||||||||||
鉄鋼材料(2) | 鉄と鋼の違い、鋼の製造方法について学ぶ。 | |||||||||
第3 | ||||||||||
鉄鋼材料(3) | 鉄鋼材料の種類とその特徴、用途について学ぶ。 | |||||||||
第4 | ||||||||||
腐食と表面処理 | 腐食の機構および表面処理について学ぶ。 | |||||||||
第5 | ||||||||||
非鉄金属材料(1) | 銅、アルミの精錬とそれぞれの材料の特徴について学ぶ。 | |||||||||
第6 | ||||||||||
非鉄金属材料(2) | その他の非鉄金属の精錬とそれぞれの材料の特徴について学ぶ。 | |||||||||
第7 | ||||||||||
中間まとめ | 中間まとめを行う。 | |||||||||
第8 | ||||||||||
窯業の基礎 | 粘土、けい石、石灰石、酸化アルミニウムなどの鉱物質原料を加熱加工してセメント、ガラス、陶磁器などを作る工業の基礎を学ぶ。 | |||||||||
第9 | ||||||||||
セメント | セメントの製造方法と材料としての特徴および利用方法について学ぶ。 | |||||||||
第10 | ||||||||||
ガラス | ガラスの構造と特性および製法について学ぶ。 | |||||||||
第11 | ||||||||||
耐火材 | 耐火材の種類と特性およびその用途について学ぶ。 | |||||||||
第12 | ||||||||||
触媒(1) | 触媒の種類と製造方法について学ぶ。 | |||||||||
第13 | ||||||||||
触媒(2) | 工業的に用いられている触媒とその特徴について学ぶ。 | |||||||||
第14 | ||||||||||
まとめ | 履修した内容のまとめを行う。 授業評価アンケートを行う。 |
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第15 | ||||||||||
関連科目 | 無機化学I,II,III, 物理化学I,II,III,IV, 機器分析I,II | |||||||||
教 科 書 | プリントを配布する | |||||||||
参 考 書 | 入門 無機材料(塩川二郎・化学同人) | |||||||||
授業評価・理解度 | 最終回に授業評価アンケートを行う。 | |||||||||
副担当教員 | ||||||||||
備 考 |