科目コード |
科 目 名 |
学年 |
単位・時間 |
科目区分 |
授業形態 |
学修単位 |
3143 |
国語T(古文):JapaneseT |
1ESC |
1・50分 |
履修 |
講義・通年 |
ー |
教員名 |
三浦 美枝:MIURA Yoshie |
授業概要 |
日本の古典文学における様々なジャンルの作品を鑑賞する。毎時間、古文の音読を行うことによって日本語の美しさを味わう。作品を読みながら、まずは基本的な文法事項を学習する。その上で作品の読解を通して、それぞれの時代の人々の生活・風習・ものの考え方など時代によって変わっていくものと、現代の私達も共感できる時代を経ても変わらない人間の情感とを読み取りながら、古典作品を読む楽しさを知る。 |
到 達 目 標 |
評 価 方 法 |
(1)正しく音読ができるようにする。 (2)基礎的な古語、古典文法を理解し、現代語訳できるようにする。 (3)各作品の主題をとらえ、鑑賞する力を養う。 |
定期試験(中間・期末試験)80% 小テスト・提出物20% 国語T(3単位)の最終評価は、国語T(現代文・漢文)と 国語T(古文)を2:1として評価する。 |
学習・教育目標 |
G@ |
JABEE基準1(1) |
− |
授 業 計 画 |
回 |
項 目 |
内 容 |
授 業 計 画 |
回 |
項 目 |
内 容 |
|
ガイダンス |
授業の目的、内容などを説明する。 |
|
平家物語 |
『平家物語』の文学的知識を深める。 |
第1 |
第16 |
|
|
|
和歌 |
『万葉集』『古今和歌集』などより、桜の和歌を鑑賞する。 |
|
平家物語 |
「祇園精舎」の音読テープを聴き、語りとしての文学にふれ、また音読することによってもそのリズム感を味わう。 |
第2 |
第17 |
|
|
|
和歌 |
和歌を音読してそのリズムを味わい、作者、作歌事情、修辞法などを学習しつつ鑑賞する。 |
|
平家物語 |
冒頭文を読解し、そこに表された無常観について考える。 |
第3 |
第18 |
|
|
|
宇治拾遺物語 |
『宇治拾遺物語』の文学的知識を深める。 |
|
土佐日記 |
『土佐日記』の文学的知識を深める。日本語の文字表記の歴史を学習し、この作品の文学史的意義を理解する。 |
第4 |
第19 |
|
|
|
宇治拾遺物語 |
「児のそら寝」を音読し、古文の仮名遣いなどについて学習する。また古語辞典の使い方を習得する。 |
|
土佐日記 |
「門出」を読み、助詞について学習する。 |
第5 |
第20 |
|
|
|
宇治拾遺物語 |
品詞の分類について学習する。 |
|
土佐日記 |
「門出」を音読し、古語、文法を学習しつつ読解する。 |
第6 |
第21 |
|
|
|
宇治拾遺物語 |
「児のそら寝」を読解し、説話文学を読む面白さを味わう。 |
|
土佐日記 |
「門出」を音読し、古語、文法を学習しつつ読解する。 |
第7 |
第22 |
|
|
|
中間のまとめ |
前期の中間のまとめとして、試験を実施する。 |
|
中間のまとめ |
後期の中間のまとめとして、試験を実施する。 |
第8 |
第23 |
|
|
|
竹取物語 |
『竹取物語』の文学的知識を深める。 |
|
伊勢物語 |
『伊勢物語』の文学的知識を深める。 |
第9 |
第24 |
|
|
|
竹取物語 |
「かぐや姫の生い立ち」を読み、動詞、形容詞、形容動詞の活用の種類、活用形について学習する。 |
|
伊勢物語 |
「芥川」を音読し、古語、文法を学習しつつ読解する。 |
第10 |
第25 |
|
|
|
竹取物語 |
「かぐや姫の生い立ち」を読解し、物語を読む楽しさを味わう。 |
|
伊勢物語 |
作中の和歌を鑑賞し、歌物語の作品の特徴をとらえる。 |
第11 |
第26 |
|
|
|
徒然草 |
『徒然草』の文学的知識を深める。 |
|
奥の細道 |
『奥の細道』の文学的知識を深める。 |
第12 |
第27 |
|
|
|
徒然草 |
「つれづれなるままに」を読み、助動詞を学習しつつ主題をとらえる。 |
|
奥の細道 |
「平泉」を音読し、古語、文法を学習しつつ読解する。 |
第13 |
第28 |
|
|
|
徒然草 |
「花は盛りに」を読んで助動詞について学習する。 |
|
奥の細道 |
作中の俳諧を味わい、俳諧についての基礎知識を学習する。 |
第14 |
第29 |
|
|
|
徒然草 |
「花は盛りに」を読んで主題をとらえる。 |
|
一年間のまとめ |
一年間の学習内容のまとめを行う。また授業評価のアンケートを実施する。 |
第15 |
第30 |
|
|
関連科目 |
|
教 科 書 |
『新精選国語総合』(明治書院) |
参 考 書 |
『改訂 増補 カラー版 新国語便覧』(第一学習社) |
授業評価・理解度 |
最終回に授業評価アンケートを行う。 |
副担当教員 |
薄井 信治 |
備 考 |
国語T(3単位)の最終評価は、国語T(現代文・漢文)と国語T(古文)を2:1として評価する |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|