科目コード 科      目      名 学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
3143 国語T(漢文)   : Japanese T 1MB 1・50分 履修 講義・通年
教 員 名 畑村 学  : HATAMURA Manabu
授業概要 教科書に掲載の漢文を中心に、1年間を通じて漢文を読む。
漢文教材を読むことを第一の目的としながら、コミュニケーションスキルである「話す力」「聴く力」「書く力」「読む力」及び「図解力」の基本の習得も目指す。
授業ではレポート課題をほぼ毎回出す。課題をこなしていくことで到達目標の定着をはかる。 
到 達 目 標 評 価 方 法
(1)基本的な漢文の文法が理解できる。漢語の語彙を増やし、現代日本語の表現に応用できる。
(2)作品を読解・分析することで、漢文作品を鑑賞する力が身に付く。
(3)基本的な「話す力」「聴く力」「書く力」「読む力」及び「図解力」といったコミュニケーションスキルが身に付く。
評価方法は、
@定期試験(中間・期末試験)、Aレポート・提出物・発表
により評価する。
各評価は、
@定期試験60%、Aレポート等40%とし、4回の評価の平均を学年末の成績とする。
学習・教育目標 G@ JABEE基準1(1)  
授      業      計      画 項    目   授      業      計      画 項    目 内      容
  ガイダンス 国語の授業概要・到達目標・成績評価方法等をシラバスを中心に説明し、一年間の授業内容を理解する。   スピーチ・プレゼン概論@ ・スピーチおよびプレゼンテーションの方法を学ぶ。

・前期の図解の学習を踏まえ、自分で作成した図をもとにスピーチやプレゼンテーションを行う。
第1 第16
   
  漢文入門@ 格言・成句を使って漢文訓読の基礎を学ぶ。   スピーチ・プレゼン概論A
第2 第17
   
  漢文入門A   スピーチ・プレゼン概論B
第3 第18
   
  漢文入門B ・教科書掲載の故事および史伝(十八史略)を読解する。
・教科書掲載および教科書以外の故事等に基づく成語について、それぞれの成立背景を学ぶ。
・故事に基づく成語を現代日本語の文脈のなかで適切に使えるようにする。
・故事に基づく成語に関してショートスピーチやプレゼンテーションを行う。
  漢詩のプレゼン@ ・グループ及び個人で漢詩(教科書掲載の唐詩およびそれ以外の漢詩)を1首選び、それについて分析・読解する。

・読解したことをもとに資料を作成する。資料には必ず図解を掲載する。

・作成した資料を基にプレゼンテーションを行う。
第4 第19
   
  漢文入門C   漢詩のプレゼンA
第5 第20
   
  漢文入門D   漢詩のプレゼンB
第6 第21
   
  漢文入門E   漢詩のプレゼンC
第7 第22
   
  中間まとめ 中間まとめとして試験を実施する。   中間まとめ 中間まとめとして試験を実施する。
第8 第23
   
  図解概論@ ・プレゼンテーションのための図解の基本的な方法を学ぶ。
・課題に基づいて図解を行い、書いた図を口頭で説明する。
  思想@ ・教科書掲載の「論語」を中心に、漢文を分析・読解する。

・儒家の思想について理解する。
第9 第24
   
  図解概論A   思想A
第10 第25
   
  図解概論B   思想教材のプレゼン@ ・個人及びグループで「論語」の各章から1章を選び、それについて分析・読解する。

・読解したことをもとに資料を作成する。資料には必ず図解を掲載する。

・作成した資料を基にプレゼンテーションを行う。
第11 第26
   
  漢詩@ ・教科書掲載の唐詩を分析・読解する。

・詩の内容や読解のポイントを図にする。
  思想教材のプレゼンA
第12 第27
   
  漢詩A   思想教材のプレゼンB
第13 第28
   
  漢詩B   思想教材のプレゼンC
第14 第29
   
  前期のまとめ 前期の学習事項のまとめを行う。   まとめ 全体の学習事項のまとめを行う。
授業評価アンケートを行う。
第15 第30
   
関連科目  
教 科 書 『新精選国語総合』(明治書院)
参 考 書   『ステップアップ高校漢字問題集』東京書籍、『カラー版新国語便覧』第一学習社
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。
副担当教員  
備  考