科目コード 科      目      名 学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
3227 通信工学 : Communication Engineering  4S 2・100分 必修 講義・通年
教 員 名  三宅 常時 MIYAKE joji
授業概要 通信工学の範囲は非常に広いが、本講義は情報ネットワークに関する基礎に関するものである。世界標準化されたネットワークが日常的に広く活用されている。情報ネットワークの中心的なものの一つがコンピュータネットワークである。コンピュータを結びつけるデジタル通信技術は、通信理論や情報理論を基礎とし、データ通信の発展と共に目覚ましい進展を遂げてきた。 データ通信の原理は過去から未来へ連続性を持って発展しており、その本質を理解すれば、今後の新しい技術の開発も可能となる。  
到 達 目 標 評 価 方 法
(1)通信システムが理解できる。(2)信号の伝送が理解できる。(3) データ通信が計算できる。 (4) 誤り検出が理解できる。 評価方法は、@中間試験、A期末試験により評価する。評価分配は、@50%、A50%とする。レポート提出の無い学生は再試験は行わない。
学習・教育目標 (B)@ JABEE基準1(1) (d)-(1)-A
授      業      計      画 項    目 内      容 授      業      計      画 項    目 内      容
  データ通信 データ通信システムについて説明する。   信号伝達方式 ベースバンド方式を説明する。
第1 第16
   
  データ通信 データ回線について説明する。   信号伝達方式 ブロック同期について説明する。
第2 第17
   
  データ通信 交換回線について説明する。   信号伝達方式 基本型データ伝送制御手順について説明する。
第3 第18
   
  データ通信 パケット交換について説明する。   信号伝達方式 ハイレベルデータリンク制御手順について説明する。
第4 第19
   
  データ伝送方式  並列伝送と直列伝送について説明する。   信号伝達方式 ISDNについて説明する。  
第5 第20
   
  データ伝送方式 伝送モードについて説明する。   信号伝達方式 ATMについて説明する。
第6 第21
   
  前期中間まとめ 第1回から第7回までの学習事項のまとめ   後期中間まとめ  第16回から第21回までの学習事項のまとめ  
第7 第22
   
  データ伝送方式 パルスコード変調について説明する。   信号の伝送 信号と周波数について説明する。
第8 第23
   
  データ伝送方式 ХDSLについて説明する。   信号の伝送 アナログ伝送とデジタル伝送について説明する。
第9 第24
   
  データ伝送方式 ネットワーク制御装置について説明する。   信号の伝送 アナログ信号の変調について説明する。
第10 第25
   
  伝送制御 伝送制御の役割について説明する。   信号の伝送 デジタル信号の変調について説明する。  
第11 第26
   
  伝送制御 非同期方式について説明する。   誤り検出 パリティ検出方式について説明する。
第12 第27
   
  伝送制御 同期方式について説明する。   誤り検出 CRC方式について説明する。
第13 第28
   
  伝送制御 伝送制御手順について説明する。   誤り検出 誤り訂正符号化について説明する。
第14 第29
   
  前期末まとめ 第8回から14回までの学習事項のまとめ   まとめ 全体の学習事項のまとめ               授業評価アンケート
第15 第30
   
関連科目 電気回路学、電子回路、情報数学
教 科 書 情報ネットワークの基礎(田辺修二、数理工学社)
参 考 書 デジタル通信(岩波保則、コロナ社)
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。
副担当教員  
備  考