科目コード | 科 目 名 | |||||||||
5116 | 経営管理論T : Management Theory T | |||||||||
教 員 名 | 長谷川光圀 : HASEGAWA Mitsukuni | |||||||||
学年 | 単位・時間 | 科目区分 | 授業形態 | 学修単位 | ||||||
3B | 1・90分 | 履修 | 講義・前期 | − | ||||||
授業概要 | 経営管理論は,経営現象についての理論化を志すとともに,経営管理の実践に多くの示唆を与えてくれる学問である。本授業は,経営管理論の成立と歴史的な展開について,有力な学説の紹介と解説および吟味をおこない,経営管理の基本的な機能と方法について学習する。また,経営組織論や経営戦略論の研究成果を踏まえ,環境適応や組織変革,グローバル戦略や現代日本の経営管理など,最新の研究領域も積極的にとりあげ,企業における経営管理の今日的な課題についても検討する。 | |||||||||
到 達 目 標 | 評 価 方 法 | |||||||||
(1)企業の経営活動についての基本的なしくみが理解できる。 (2)企業における経営管理の機能と技術について理解できる。 (3)経営管理論の成立と歴史的な発展過程について説明できる。 |
評価方法および配分は,定期試験(100%)とする。 | |||||||||
学習・教育目標 | (C)A | JABEE基準1(1) | ||||||||
授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | |||||||
ガイダンス | 企業における経営管理の機能と技術について,概要を説明する。 | |||||||||
第1 | ||||||||||
現代企業の経営管理@ | 現代の企業社会について,現状と動向を中心に説明する。 | |||||||||
第2 | ||||||||||
現代企業の経営管理A | 企業形態の種類と特徴について説明する。 | |||||||||
第3 | ||||||||||
現代企業の経営管理B | 株式会社のしくみについて,有限会社など他の形態との比較を含めて説明する。 | |||||||||
第4 | ||||||||||
現代企業の経営管理C | 企業形態の現状と課題を,主に米国との比較を通じて説明する。 | |||||||||
第5 | ||||||||||
企業統治のしくみと変容@ | ビッグ・ビジネスの出現と専門経営者の登場について説明する。 | |||||||||
第6 | ||||||||||
企業統治のしくみと変容A | 所有の経営(支配)の分離について,今日的な視点からの検討も含めて説明する。 | |||||||||
第7 | ||||||||||
企業統治のしくみと変容B | 財閥の形成と解体,企業集団の形成と変容などについて説明する。 | |||||||||
第8 | ||||||||||
企業統治のしくみと変容C | 企業の合併・買収(M&A)のしくみと動向について説明する。 | |||||||||
第9 | ||||||||||
経営管理の生成と発展@ | 伝統的管理論について,官僚制を中心に説明する。 | |||||||||
第10 | ||||||||||
経営管理の生成と発展A | 伝統的管理論について,科学的管理を中心に説明する。 | |||||||||
第11 | ||||||||||
経営管理の生成と発展B | 伝統的管理論について,管理過程論を中心に説明する。 | |||||||||
第12 | ||||||||||
経営管理の生成と発展C | 伝統的管理論の限界をふまえて,人間関係論について説明する。 | |||||||||
第13 | ||||||||||
経営管理の生成と発展D | 人間関係論の特徴とその限界,その後の管理論の流れについて説明する。 | |||||||||
第14 | ||||||||||
まとめ | 本授業内容のまとめを行う。また,授業評価アンケートを実施し,理解度や目標到達度を確認する。 | |||||||||
第15 | ||||||||||
関連科目 | 基礎経営学 | |||||||||
教 科 書 | ||||||||||
参 考 書 | ||||||||||
授業評価・理解度 | 最終回に授業評価アンケートを行う。 | |||||||||
副担当教員 | 松野成悟 | |||||||||
備 考 |