科目コード | 科 目 名 | |||||||||
5117 | 経営管理論U : Management Theory U | |||||||||
教 員 名 | 長谷川光圀 : HASEGAWA Mitsukuni | |||||||||
学年 | 単位・時間 | 科目区分 | 授業形態 | 学修単位 | ||||||
3B | 1・90分 | 履修 | 講義・後期 | − | ||||||
授業概要 | 経営管理論は,経営現象についての理論化を志すとともに,経営管理の実践に多くの示唆を与えてくれる学問である。本授業は,経営管理論の成立と歴史的な展開について,有力な学説の紹介と解説および吟味をおこない,経営管理の基本的な機能と方法について学習する。また,経営組織論や経営戦略論の研究成果を踏まえ,環境適応や組織変革,グローバル戦略や現代日本の経営管理など,最新の研究領域も積極的にとりあげ,企業における経営管理の今日的な課題についても検討する。 | |||||||||
到 達 目 標 | 評 価 方 法 | |||||||||
(1)企業における経営管理の機能と技術について理解できる。 (2)経営管理に関する古典理論や有力な諸学説を説明できる。 (3)企業における経営管理上の今日的な状況を考察し課題を論じることができる。 |
評価方法および配分は,定期試験(100%)とする。 | |||||||||
学習・教育目標 | (C)A | JABEE基準1(1) | ||||||||
授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | |||||||
ガイダンス | 経営管理論Tの学習内容を確認し,本授業の概要を説明する。 | |||||||||
第1 | ||||||||||
組織構造の設計と環境適応@ | 組織構造の設計理念と諸特徴の概要を説明する。 | |||||||||
第2 | ||||||||||
組織構造の設計と環境適応A | 職能部制組織の特徴と問題点を説明する。 | |||||||||
第3 | ||||||||||
組織構造の設計と環境適応B | 事業部制組織の特徴と問題点を,カンパニー制も含めて説明する。 | |||||||||
第4 | ||||||||||
組織構造の設計と環境適応C | マトリクス組織やプロジェクト・チームについて,その概要を説明する。 | |||||||||
第5 | ||||||||||
モティベーションと組織活性化@ | 人間関係論と行動科学,人的資源管理論について,概要を説明する。 | |||||||||
第6 | ||||||||||
モティベーションと組織活性化A | 代表的な動機づけ理論について,欲求理論を中心に説明する。 | |||||||||
第7 | ||||||||||
モティベーションと組織活性化B | 代表的な動機づけ理論について,欲求理論を中心に説明する。 | |||||||||
第8 | ||||||||||
モティベーションと組織活性化C | 代表的な動機づけ理論について,期待理論を中心に説明する。 | |||||||||
第9 | ||||||||||
日本における経営管理@ | 日本的経営の成立とその背景について説明する。 | |||||||||
第10 | ||||||||||
日本における経営管理A | 日本的経営の特徴と限界について説明する。 | |||||||||
第11 | ||||||||||
日本における経営管理B | 企業活動のグローバル化と日本的経営の今日的な変容について説明する。 | |||||||||
第12 | ||||||||||
日本における経営管理C | 競争戦略の基本的な概念について説明する。 | |||||||||
第13 | ||||||||||
日本における経営管理D | グローバルな競争の激化と戦略的提携,および組織間関係の管理について説明する。 | |||||||||
第14 | ||||||||||
まとめ | 本授業内容のまとめを行う。また,授業評価アンケートを実施し,理解度や目標到達度を確認する。 | |||||||||
第15 | ||||||||||
関連科目 | 基礎経営学 | |||||||||
教 科 書 | ||||||||||
参 考 書 | ||||||||||
授業評価・理解度 | 最終回に授業評価アンケートを行う。 | |||||||||
副担当教員 | 松野成悟 | |||||||||
備 考 |