科目コード | 科 目 名 | |||||||||
8553 | MOT特論: Management of Technology | |||||||||
教 員 名 | 朴唯新: Park Yousin | |||||||||
学年 | 単位・時間 | 科目区分 | 授業形態 | |||||||
2K | 2・100分 | 選択 | 講義・前期 | |||||||
授業概要 | 本授業ではMOT分野の古典であるUtterback教授の「イノベーション・ダイナミック」を通じて、既存の製品と技術が、生まれたばかりで未熟な新製品・新技術へと移行する過程について説明する。企業や産業界では経済・社会にとてつもない価値を提供する新しいアイデアを生み出そうと日々奮闘している姿について理解できる。 | |||||||||
到 達 目 標 | 評 価 方 法 | |||||||||
(1)イノベーションのダイナミクスについて理解できる (2)ドミナント・デザインとについて理解できる (3)プロダクトイノベーションとプロセスイノベーションについて理解できる |
評価方法および配分は,@中間、期末試験(80%),Aレポート(20%)とする | |||||||||
学習・教育目標 | (C)B | JABEE基準1(1) | (d)-(1) | |||||||
授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | |||||||
授業紹介 | 授業の概要とやり方などを説明する。 | |||||||||
第1 | ||||||||||
産業イノベーションのダイナミクス | タイプライターの発展について紹介する | |||||||||
第2 | ||||||||||
ドミナント・デザインと企業の存続 | ドミナント・デザインの創造について議論する | |||||||||
第3 | ||||||||||
クリエイティブな勢いを持つ製品イノベーション | 白熱電球の開発と初期の照明器具産業を製品イノベーションの視点から検討する | |||||||||
第4 | ||||||||||
イノベーションと産業革新 | イノベーション・ダイナミクス・モデルを再検討する | |||||||||
第5 | ||||||||||
素材型産業におけるイノベーション | 組立型製品と素材型製品におけるイノベーションの差異と類似について検討する | |||||||||
第6 | ||||||||||
組立型製品と素材型製品におけるイノベーションの差 | 組立型製品と素材型製品におけるイノベーションの差異と類似について検討する | |||||||||
第7 | ||||||||||
中間試験 | ||||||||||
第8 | ||||||||||
安定したビジネスへの革新的イノベーションの侵入 | 急進的なイノベーションによって安定産業が侵入をうける状況について説明する | |||||||||
第9 | ||||||||||
工程イノベーションにおける技術の創造力 | イノベーションが産業や成長市場を創造する力について再検討する | |||||||||
第10 | ||||||||||
イノベーション−「坂とはしご」ゲーム | 企業行動と戦略の関係を、技術的イノベーションと長期的存続という観点から考察する | |||||||||
第11 | ||||||||||
イノベーションと企業のリニューアル | 企業はいかに、持続的な競争活力の基礎としての技術、製品、そして工程をリニューアルできるかについて検討する | |||||||||
第12 | ||||||||||
事例紹介@ | VHS VS. Betaの標準化競争について考察する | |||||||||
第13 | ||||||||||
事例紹介A | 初期自動車産業でのドミナント・デザイン競争について考察する | |||||||||
第14 | ||||||||||
まとめ | 本講義内容のまとめを行う。また,授業評価アンケートを実施し,理解度や目標到達度を確認する。 | |||||||||
第15 | ||||||||||
関連科目 | MOT入門 | |||||||||
教 科 書 | プリントの配布 | |||||||||
参 考 書 | イノベーション・ダイナミクス―事例から学ぶ技術戦略(有斐閣) | |||||||||
授業評価・理解度 | 最終回に授業評価アンケートを行う。 | |||||||||
副担当教員 | ||||||||||
備 考 | PowerPoint を併用して講義を行う。 |