本校と学術交流協定を結んでいる中国威海市のハルピン工業大学(威海)を、幡中校長と教員5名、および専攻科学生2名が、10月13日から17日まで訪問した。幡中校長は昨年に引き続いての2回目の訪問であり、李学長、唐副学長と再会して歓迎をうけた。
今回の訪問の目的はハルピン工業大学(威海)の先進材料研究所と自動車学院を訪問して学術交流をおこなうことであった。先進材料研究所では、本校と合同でシンポジウムが行われ、先進材料研究所から3件、宇部高専から2件の研究発表がおこなわれた。発表はいずれも英語でおこなわれ、活発な議論がおこなわれた。シンポジウムの後、セラミックス材料の合成設備や、X線回折装置、走査型電子顕微鏡などの先進材料研究所が所有する研究施設を見学させていただいた。
自動車学院でも、お互いの研究紹介をおこない、宇部高専の専攻科学生が英語で研究発表をおこなった。そのあと、自動車学院の研究設備の視察をおこなった。自動車学院には、研究開発用に自動車メーカーから寄付された完成車が数十台と、無数の自動車部品が置かれていた。自動車学院の学院長から、今後、本校と共同研究を行なうことを具体的に検討していくことが提案された。
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