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現代GP「東北アジア地区交流による実践的技術者育成」活動記録

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 23.コムソモリスク工科大学訪問団の来校(平成22年1月19日~21日)
現代GP事業推進責任者 吉田政司

 コムソモリスク工科大学・機械コンピュータデザイン学部・新材料研究科のVladimir Kim教授 、Oleg Bashkov准教授、およびEugene Beletskiy国際交流室長が平成22年1月19日から21日まで、3日間、本校を訪れた。来校の目的は、本校学生、教員に講演をおこなうことと、本校機械工学科と共同研究の打ち合わせをおこなうことが目的である。
 1月19日は、訪問団は、福政校長と会談し、本校の実習工場や、機械工学科の研究設備を見学した。20日は、本校地域テクノセンター所有の電解放射型走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて、ニッケル試験片の引張試験による変形挙動の観察試験をおこなった。Kim教授は、本校のSEMの性能の高さに感心していた。また、本校機械工学科の吉田教授が、自作した画像解析プログラムを用いた金属材料の塑性変形挙動の研究を紹介し、Kim教授から、9月にコムソモリスク工科大学で開催される国際会議に招待された。
 21日は、午前中に、本校専攻科生産システム工学専攻、および物質工学専攻1年生にBashkov教授が「アコースティックエミッションによる鋼の損傷評価」について講演された。午後は、Kim教授が、本校教員に「鋼の安定構造の熱力学的解析」を講演され、講演の後に引き続いて、本校機械工学科の教員と熱心な議論が交わされた。
 訪問団は、宇部高専訪問を終えたあと、宇部興産(株)と宇部興産機械(株)の工場を見学し、その後、新潟に移動し、ロシアへ帰国した。

走査型電子顕微鏡を見学するキム教授(右側)とベレッキー国際交流室長

講演会後の、本校教員との記念撮影

宇部興産の工場見学

宇部興産展示施設I-プラザにて

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