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現代GP「東北アジア地区交流による実践的技術者育成」活動記録

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 24.現代GPプログラム「東北アジア地区交流による実践的技術者の育成」成果報
    告会(平成22年3月25日)
現代GP事業推進責任者 吉田政司

 平成22年3月25日、宇部高専マルチメデイア学習室において現代GPプログラム「東北アジア地区交流による実践的技術者の育成」成果報告会が開催された。
 まず、福政校長が主催者を代表して挨拶を述べられた。次いで宇部市経済部、末次部長が宇部市長の代理として、挨拶された。
 第2部で、国立高等専門学校機構、木谷理事が「高専における留学生交流・国際交流」という題目で講演された。高専機構が、2009年3月に実施した海外インターンシップを、2010年度以降、さらに拡大して展開していくなど、国際化の推進に力をいれていくことなどを話された。
 続く第3部で、高専における国際交流への取り組みの紹介が2件、行われた。熊本高専の大塚総務主事は、熊本高専の4年生の海外研修旅行と、九州地区10高専とシンガポールの3つのポリテクニクとの交流について紹介された。富山高専の国際ビジネス学科・長谷川学科長は、国際ビジネス学科の中国、韓国、オーストラリア、ロシアでの4週間の異文化実習、カナダでの半年の留学プログラム、および、H22年度から専攻科で実施される、北アイルランドでの4週間のインターンシッププログラムを紹介された。
 第4部で、宇部高専の吉田専攻科長が、現代GPプログラム「東北アジア地区交流による実践的技術者の育成」の3年間の活動実績を報告した。その中で、宇部市の「東北亜機械産業都市連合」活動と連携した卒業研究、特別研究と、海外協定校である、ロシア・コムソモリスク工科大学、アムール人文教育大学、中国・ハルピン工業大学(威海)、韓国・東義科学大学との交流の進展が説明された。次いで、経営情報学科の田川講師は、経営情報学科の韓国・東義科学大学との学術交流を中心に紹介した。
 引き続いて宇部高専専攻科生の発表が3件行われた。生産システム工学専攻1年小松がコムソモリスク工科大学でのインターンシップについて、また、物質工学専攻1年鍵山が、ハルピン工業大学(威海)での海外インターンシップについて報告した。経営情報工学専攻1年濱田と吉永は、韓国・東義科学大学との合同シンポジウムについて報告した。
 報告会の参加者は、宇部高専教員40名、学生10名、宇部市役所3名であった。報告の後には、効果的な国際交流の進め方について、活発な質疑が行われた。熊本高専、富山高専の取り組みを参考に、宇部高専独自の国際交流への取り組みの進め方について議論された。本報告会の開催によって、宇部高専の学生・教員が、国際交流への取り組みの意識を高めることができた。

福政校長のあいさつ

木谷高専機構理事との質疑の様子

熊本高専大塚総務主事の講演

富山高専長谷川学科長の講演

専攻科生の発表

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