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現代GP「東北アジア地区交流による実践的技術者育成」活動記録 |
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31.韓国東義科学大学において学術交流活動
(平成23年8月21日~9月10日) |
文責:経営情報学科 三石麻貴
●韓国語学研修
3週間のうち、韓国語学研修は10日間あった。テキストとワークブックを使って、挨拶など基本的な表現や動詞・形容詞の活用、単語を学んだ。授業後には毎回宿題が出され、小テストも頻繁にあった。単語や文法の小テストで、先生が発音したものを書き取るという形であった。宿題や小テストのおかげで、単語や基本的な表現の文字の綴りを覚えることができたと思う。韓国語を教えて下さった先生は2名で、私たちの質問にはジェスチャーや絵などを用いてわかりやすく答えて下さり、韓国語を楽しく学べた。
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●情報工学研修
アンドロイド携帯電話のアプリを作成した。App Inventor のサイトを参考に、アプリの基本的な作成方法を学んだ。今回使用したプログラムは、レゴブロックの様にはめ込んで組み立てる簡単なものであった。携帯電話を振ると画面上の猫が鳴くプログラムや、mp3ファイルの再生、一時停止などを行うプログラム、最後にまとめとして釜山市内の地図案内を見ることができる実用的なプログラムも作成した。
アプリ作成を指導して下さったコンピュータ工学科の金先生はとても丁寧に説明して下さりよく理解することができた。主に英語での授業となったが英語や韓国語を駆使して意思の疎通を図れたと思う。
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●学術交流
英語で日本文化の紹介、J-POPを用いた日本語教育、韓国語で山口・宇部の紹介の発表を行った。一番苦労したのは韓国語でのプレゼンであった。東義科学大学の学生や先生方に協力してもらいアンケート調査を行ったり、山口県と宇部市と宇部高専について分担してパワーポイントや原稿を作成し、(株)SPECの竹下様のご指導のもと、韓国語に翻訳する作業を行った。韓国語の発音は難しいものが多く、原稿をすらすら読めるようになるには苦戦した。発表はとても緊張したが、発表を聞いて下さった韓国の学生や先生方に山口県や宇部高専について興味を持っていただけたので嬉しく思った。
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※作成した宇部紹介のパワーポイント |
●インターンシップを終えての感想
今回の海外インターンシップでは、情報工学研修、韓国語学研修、学術交流などを行ったが、日頃は学べない貴重なことを学べたと思う。海外での研修なので日本語は通じないことがほとんどで、主に韓国語や英語とジェスチャーを交えながらコミュニケーションをとった。韓国の学生や先生方はとても親切で、何もわからない私たちをサポートして下さった。しかし、それが当たり前と思わず感謝の気持ちを忘れずに自分達で工夫することが大事だと改めて思った。
この経験から得たことを自分のこれからの生活に生かしていきたいと思う。
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