物質工学専攻 山西 諒
【はじめに】
私が中国に興味を抱き始めたのは授業において中国語が必修となる本科4年生のころであった。5年生では選択授業であったが迷わず選択し、授業以外にも個別授業を受けた。国際交流をしてみたい、中国の高い教育レベルを実感したい、そういった思いから実際に中国に行ってみたいと考え初め、専攻科でのインターンシップで中国研修を選択した。「語学及びコミュニケーション力の向上」と「自身の意識改革」、この2点を目標に掲げ、中国で行った実日数15日間の研修の内容を以下に記述する。
【学内見学について】
・キャンパス
ハルピン工業大学(威海)は中国山東省威海市にあり、敷地面積は155万m2と宇部高専の約20倍もの面積を有する。工学、理学、経済学、管理学、文学、合計38学科がありそれぞれの棟または部屋が存在する。学生数は約1万人であり、その約8割は寮生なので学内には巨大な寮が立ち並んでいた。また食堂は5か所、バスケットコートは9面、陸上競技場も設置など様々なもののスケールが大きかった。
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