宇部高専 経営情報学科は、全国の高等専門学校で初めて出来た経営系の学科で、日本に唯一つの高専の経営情報学科です。
企業経営の場においては、情報処理の基礎能力が社会人の必須条件となりつつあります。企業環境の大きな変化、日進月歩ともいえる情報技術の発展、経済のグローバル化などの社会の動向に対応するため、経営情報学科は、実社会において新しいビジネスモデルを構築できる人材の育成を目指しています。これを実現するため、経営知識、情報処理知識、ビジネスモデル設計能力、国際化知識を柱とする教育を行っています。
経営管理の基礎知識に関する科目、情報処理知識・技術に関する科目など、バランスの取れた教育を行います。これらを基礎とし、さらに経営工学、システム設計などの講義・演習を行うことで、経営と情報技術の融合を図り、ビジネスモデル設計能力を持った人材を育成しています。また、グローバ ル化に対応した5年間一貫教育にも努めています。
工業高等専門学校では、ほとんどが男子学生という学科も多いのですが、経営情報学科は女子学生が多いという特色を持っています。本学科には、1年生から5年生まで各クラス40人前後の学生が在籍していますが、その半数以上が女子学生です。