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教育方針


将来を見据えて

 高専では卒業までの5年間で、高校3年間と大学4年間で学ぶことを濃縮して勉強することになります。中学に比べると格段にレベルアップする授業、そして座学に加えて多くの時間をかけて実施される実験・実習にとまどうことになるかもしれません。しかし、高専生はそのような密度の濃い学生生活の中でしっかりと実力を身につけて、卒業後、多方面で活躍しています。「実力」とは、単に試験で良い点を取ることではありません。自分自身で考え工夫し、そして時には周りの人とうまく協力しながら、目の前の課題を一つ一つ解決していく力のことです。社会に出てからはそのような力が求められるのです。私たち宇部高専のスタッフの一同は、普段の授業や実験・研究活動、そしてクラブ活動を通して、学生が真の「実力」を獲得するための支援を行っていきます。このような環境の下で、低学年のときから将来を見据えて勉学に取り組むことによって、卒業する頃にはきっと十分な力が身についているはずです。

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学生と先生のあり方

 学生にとって、高専の先生は最も身近に接する「大人」の一人と言えます。何かと影響を受けやすい年代だけに、私たちは学生の模範となるべく、自らを律して行動するよう心掛けています。
 本校には、年齢も経歴も異なる先生がたくさんいます。世間話から勉強の話、悩み相談まで、先生方といろいろな話をすることによって学べることは少なくありません。刺激を受けることもたくさんあるでしょう。ぜひ、学科内にとどまらず、できるだけたくさんの先生方と積極的に話をしてみてください。その中から自分の将来進むべき方向が見えてくるかもしれません。
 ところで、目上の方に対する若者の態度がしばしば問題にされますが、先生と生徒も同様、友達ではありません。残念ながら、このような態度は簡単に治るものではないので、その点は日頃から意識して行動するようにしてください。このような日常の心がけが将来、社会人として求められるマナーを身につけるための大切な訓練となります。


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困ったときは

 心理学では、15~20歳はアイデンティティを模索する時期、すなわち、「自分とはなにか」について考え始め、誰もが多くの悩みを抱える時期とされています。そして、一つずつ自ら答えを出していくことでアイデンティティを確立していくのだそうです。多くの場合、悩みは自分自身で解決できるかもしれません。しかし、時には悩みが苦しくて耐えられないものになってしまうこともあります。そのときには遠慮をせずに、まず身近な先生に相談してみましょう。先生もかつて悩んだ若かりし頃があります。きっと良いアドバイスが得られることでしょう。
 また、本校には学生をきめ細かく支援していく体制が整っています。学生相談室には、保健室の先生に加え、カウンセラーの先生がおり、親身に学生の相談に乗ってくれます。自分で悩みを抱え込まずに、信頼できる人に相談して、悩みと向き合いながら大人への階段を一歩ずつ進んでいきましょう!


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