卒業生の活躍
松下 孝浩 さん
新光産業株式会社(山口県宇部市)
鉄構事業部 工事グループ 係長
経歴
2006年 宇部工業高等専門学校 電気工学科 卒業
仕事紹介
新光産業株式会社は、山口県宇部市に本社があり、1935年設立の創業91年目の会社です。その中で私が担当している鉄構事業部においては、受注した各種クレーン・除塵設備・水門工事の現場代理人・主任技術者として、現地調査から据付条件の確認、工程表作成、据付・試運転立ち合いまで一貫して担当します。
工程・原価・品質・安全・出来形の各管理を担い、納期から逆算した工程調整、各工種の下請業者とのすり合わせ、材料費や補修費・警備費を含む原価管理、試運転を中心とした品質確認、安全作業指示、寸法・位置・形状の実測による出来形確認を実施します。発注者との打ち合わせや立ち合い対応も行い、工事全体を統括します。また、係長という立場のため、後輩の指導や相談、新人教育なども行うことがあり、メインの業務以外にも力を入れている段階です。
後輩へのアドバイス
私が皆さんに伝えたいのは、「自分がどんな形で社会に関わりたいか」を大切にしてほしいということです。私は地域密着型の会社に入り、普段は目立たないけれど、地域の暮らしを支える仕事をしています。例えば、梅雨時期に満潮と重なった際には水門を閉じ、農作物や街中の川の氾濫を未然に防ぐなど、地域の安全を守る役割を担っています。派手さはありませんが、日常を陰から支える大切な仕事です。
高専で学んだ基礎は、社会に出てから確実に役立ちます。むしろ、働き始めてからの方が新しいことを多く学び、実践を通して大きく成長できます。学生のうちに基礎をしっかり身につけておくことで、社会に出てからスムーズに吸収できる環境が整います。「地元で貢献したい」「誰かの役に立ちたい」という気持ちがあるなら、それを大切にしてください。仕事は派手さだけではなく、やりがいや誇りを感じられるかどうかがとても重要です。
