電気工学科

卒業生の活躍

清水 陽月 さん

株式会社ヤナギヤ 設計部電気設計課

経歴

2022年3月 宇部工業高等専門学校 電気工学科 卒業

現在の仕事の紹介

おいしいを作る機械屋さん

 ヤナギヤでは「食品」を始めとして軟膏や錠剤などの「医薬品」、「化学工業製品」など、 私達の生活には欠かせない様々な製品を「ヤナギヤの生産機械」によってオンリーワンの製品として 世の中に送り届けています。 現在、私は設計部の電気設計課に所属し、機械の電気制御の設計を行っています。 まだ配属されて間もないですが少しでも早く会社の力になれるよう日々努力しています。 写真は、宇部高専電気工学科卒業の先輩にシーケンサーについて教えてもらっているところです。 身近な先輩に教えていただけるので、安心です。

この職場を選んだ理由

 私がこの会社を選んだ理由は二つあります。 一つ目は幼いころから地元の宇部市のことが好きで成長するにつれ私を育ててくれたこの地に何か恩返しがしたいと思ったからです。 二つ目は私の夢が設計士になることだったことです。 地元で設計の仕事をやりたいと考えていた時に高専で行われた会社説明会でこの会社と出会い就職することに決めました。

宇部高専での経験で現在も生かせていること

 在学中は、同級生はもちろん、先輩や後輩に教授など様々の人たちと交流を深めることができたことです。 会社に入ってからは年が離れている方たちのほうが多いので学生の時に年が離れた人たちとの交流があったため 特に悩むことなく会社になじむことが出来ました。 勉強することも大事ですがこういったコミュニケーションは社会に出てからだとなかなか出来ないことなので 高専に入ってよかったなと感じました。

後輩に向けてのメッセージ

 高専での五年間は人生の中でも一番大切な時期だと思います。 最初のうちは長く退屈に感じることも多いと思いますが学友や先輩、 後輩そして教授といった様々な人達との時間を大切にし、大人になってふと高専ライフを思い出したときに「ああ、楽し かったな」と思えるような悔いの残らない五年間にしてください。 私はこの五年間多くの経験をしてきました。 中には失敗もあったけど、それでも私の人生の中で最も輝いていた時間でした。 終わってみるとほんとにあっという間でしたが皆さんもこの人生に一度しかない大切な五年間を意味のある物にしてください。