指導
指導の経緯
創部直後、当時国鉄勤務の山本 博氏が練習に来ておられたそうです。2期生の長野 良基(第2回全国大会シングル優勝)さんが卒業する時、一本もって深夜、山本さんの家へ行き、後輩のことが気になるので卓球部の指導を懇願されたそうです。
以来、山本さんは亡くなられる直前まで、卓球部の指導にあたられました。若い頃の山本さんの指導はとても厳しかったそうですが、ご馳走になったり泊まったりで先輩は私生活でも大変世話になったそうです。入退院を繰り返されるなかで、回数こそ少なかったのですが、「学生と一緒にいると元気がでるから」と言って、ラケットをもって指導されていました。
退職された社会科の藤井 浩二先生は1968年に本校に来られてから以来、顧問教官として指導にあたられました。現在でも時々、体育館に来られ、「ちょっと集まれ」と言って学生にハッパをかけておられます。藤井先生の話はレベルが高く練習に対する注文も厳しいものでしたが、学生への思いの強いかたで、よく面倒を見ておられました。
このような藤井先生・山本コーチの熱心で暖かい指導のもとに、卓球部は全国大会で13回の団体優勝を達成しました。
顧問・コーチ
現在、藤井先生・山本コーチの指導理念は先輩に引き継がれています。下記の各氏のコーチ陣が指導にあたっています。また、休日には県内の先輩の人たちが交代で、後輩の指導をしています。先輩の人たちはとても熱心で優しく卓球部の学生は大変感謝しています。
■2024年度の顧問
三澤 秀明 先生、杉本 憲司 先生
■現在のコーチ(課外活動指導員)
富田 伸明 コーチ、松岡 俊志 コーチ、渡邊 麗生 コーチ